二日酔い

「酒のない国へ行きたい二日酔い、三日目にまた帰りたくなる。」酒を扱った落語のマクラである。頭ががんがんし、嘔吐してしまう。酒の「さ」の字も見たくない状態だが、体からすっかりアルコールが抜けるとまた飲みたくなってしまう。不思議である(人の体からアルコールが抜けるのは約七日と言われている)。困るのは迎え酒である。二日酔いの不快感を紛らわせるために、大酒した翌朝に飲酒してしまう。この繰り返しで、寝るか、飲んでるか、といういわゆる連続飲酒に陥ってしまう。愛飲家の方々よ、二日酔いになるまでの量を把握し、それまでにはやめておこう。